●パートナーの言動には自分の「不安」が影響している
あなたは、夫婦関係に悩みをお持ちですか?
夫婦にまつわることは、多くの人が抱えている悩みです。
夫婦関係で「愛されていない不安」や「見捨てられる不安」を感じているケースには、人間関係がうまくいっていないことが密接に関わっています。
夫婦の場合なら、会話がない、関係が冷え切っている、「ただ家にいるだけで離婚をしてもおかしくない夫婦」であることなどが挙げられるでしょう。
相手から愛されていないと思っているために、家庭内別居のような状態になっていることも多いのです。
この「愛されていない不安」には、「自分は愛される価値がない人だ」という思い込みがあります。
では、なぜ愛される価値がないと思っているのでしょうか?
それは、自分のことを否定して、自分をダメだと思っているからです。
自分をダメだと思っていると、余計に「自分をなんとかしたい」「でもダメだ」という葛藤に陥ってしまいます。
それによって、ますます自己否定してしまうのです。
この自己否定の葛藤のループがパートナーに投影されると、相手からも否定される状態になってしまいます。
そのため、夫婦関係もうまくいかなくなっていくのです。
●自己否定が深いほど自己愛も深い
そこで「なぜそんなに自分を否定しているのか?」をしっかり見つめてみると、じつは「自分をよくしたい」と思うからこそ、自分にダメ出しをしているんだということに気づけるはずです。
「自分をとても愛していたからこそ、自分をよくするために否定していた」ということがわかると、「自己否定」が、一気に「自己愛」に変わります。
そうすると、それがパートナーに投影されて、相手にとても愛される人になるのです。
愛されていることが感じられれば、離婚をする必要もなくなり、不安も解消されていきます。
信じがたい話かもしれませんが、何千人もの人が自己否定のループから抜け出したことで、夫婦関係を劇的に改善させているのです。
そのためにも、不安を放置しないことが夫婦円満の鍵です。