●心の葛藤をなくしてパフォーマンスを高める
これまでにもお伝えしてきたように、
一流のアスリートであればあるほど、
「緊張してはダメ」「失敗してはダメ」という
プレッシャーが強くなっていきます。
ストレスクリア心理学では、
心の矛盾や葛藤を統合してプレッシャーを消していくので、
セッションを受けたアスリートたちは、
身体的な能力は変わっていないはずなのに、
急激にパフォーマンスが上がります。
たとえば、ある人は、
コーチングを受けはじめて半年で、
日本一の選手と対等に試合ができるまでになりました。
試合当日、本人も
「負けるはずがない。絶対に勝てる」
という気持ちで挑めたのだそうです。
激戦を繰り広げ、
あと少しというところで負けてしまったのですが、
最後まで
「負ける気がしない」
と感じていたとのこと。
結果は負けてしまったものの、
この試合で周囲からの評価が一気に上がり、
実力を認められるようになりました。
今後、顕在意識と潜在意識が
100%一致するトレーニングを続ければ、
優勝する日も近いでしょう。
掲げた目標に対して、
顕在意識と潜在意識が100%一致すると、
本来の実力が発揮できるようになり、
短期間で一気に成長することもできるのです。

●目標を意識し続けて心を離さない
意識と無意識を100%一致させるには、
最初に自分の状態を把握することが大切です。
トップアスリートを目指す子どもたちは、小学生の頃から、
・わたしは〇〇です
・近い目標は〇〇です
・中間目標は〇〇です
・将来は〇〇です
というように、
短期・中期・長期の目標を言えるようにするそうです。
宣言することで、
より自分への意識づけができるようになります。
自動車も、進むためにはアクセルを踏み続ける必要がありますね。
でも、人は自然と、途中でちょっと足の力を抜いたり、
足をアクセルから離してしまったりしています。
気づかないうちに、減速させてしまうものなのです。
これと同じように、目標を立てただけでは、
心はだんだん目標から離れてしまいます。
常に自分にエンジンをかけ続けるために、
自分の目標を意識することが大切なのです。
スポーツにかぎらず、
いつでも自分の状態を正しく把握することで、
次第に無意識と顕在意識が
一致していくようになっていきます。


